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みずイボ(伝染性軟属腫)

水いぼ(伝染性軟属腫)とは?

軟属腫ウイルスが原因で起こる皮膚の感染症で、正式には伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)といいます。
 子供(幼稚園生や小学生位)によく見られるウイルスによるいぼです。

みずいぼの症状は?

1~5㎜程度の光沢のあるいぼができます。
痒みや痛みなどの自覚症状がないことも多いです。
胸やおなか、腋の下などにできやすいですが、体中どこにでもできます。ウイルスによってできますから、人から人への感染です。子供同士が裸で接することの多いプールなどで感染することが多いようです。プールやお風呂の水ではうつりません。体が触れ合うことでうつります。
大人はなりにくいですがたまにお子様から移ったお母様が来院されることもあります。
 自然に治る場合もありますが、放置しておくと、どんどん水イボの数が増えたりすることもあります。時にかゆみを伴い、引っ掻いてトビヒになってしまうこともあります。
自然治癒のある病気ですので経過を見るのもひとつの方法ですが、大きくなったり、数が増えて広がったりする場合は取ってしまったほうが良いでしょう。
ウイルスに感染してから症状が出るまでには14~50日程度かかるので、
いったん治療して良くなっても、すでに感染していた水いぼが後から出てくることがあります。良くなった後も油断せず観察してください。

みずいぼの治療は?

水いぼを取るための特殊なピンセットでつまみ取る方法が一般的です。
治療を行わなくても 数か月~数年で自然治癒すると言われており、経過観察のみをすることがあります。
ですが自然治癒を待つ間に、悪化して増えてしまったり家族や友人にうつしてしまうこともあります。数が少ないうちに取ってしまうのも一つの考えかと思います。
気になる症状がある方はお早目にご相談ください。

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