イボ(尋常性疣贅)
イボは手のひらや足裏にできる事が多いですが全身のどこにでもできます。
ウイルス性ですので触っていてほかの部位にうつってしまう事があります。
放置すると、どんどん大きくなったり、徐々にイボの数が増えていくことがありますので、悪い病気ではありませんが、早めに治療したほうがいいでしょう。
また、床やスリッパなどを通じて他人にもうつすことがあります。
特にアトピー性皮膚炎や手荒れの方は引っ掻いたりしてうつりやすいので注意が必要です。
特殊なウイルス性イボとして扁平疣贅(へんぺいゆうぜい:顔やすね、前腕などに多発するイボ)などもあります。
分かりにくい場合はダーモスコピーという特殊なレンズを使用して診断します。
治療は?
第一選択として液体窒素が最も一般的です。
痛みを嫌がる小さなお子さんには貼り薬や塗り薬、漢方の内服などもあります。
普通は数ヵ月、場合によっては数年という単位の時間がかかります。