にきび
にきびは尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれるお肌の病気です。誰でも一度は経験するポピュラーな病気ですが、放置している方が多いようです。放置しても治ってしまう病気ですが、重度の方はやはり病院で治療した方が良いと思いますし、軽度であってもニキビ跡を極力残したくない方は治療を受けた方が良いでしょう。
監修:東京女子医科大学皮膚科学 教授 川島 眞先生
にきびができる過程では、ホルモンによる皮脂の分泌の増加、毛穴のつまり、アクネ菌の増殖が重要になります。それに加えて、ストレスや紫外線、ニキビダニの増殖、様々な皮膚への刺激(化粧、乾燥、髪の毛などの接触、擦ることなど)がニキビの増悪因子として作用します。
治療は?
治療はアクネ菌を殺し炎症を抑える抗菌剤の内服、お肌に必要なビタミンC,B2・B6の内服、漢方薬内服などを症状に応じて処方します。
外用薬をニキビの状態に合わせて使用して頂きます。ダラシンTゲル、アクアチムクリームはニキビのばいきんを殺し、ディフェリンゲルは毛穴につまっている皮脂や角質などを取り除きます。
化膿して赤くはれている時は患者様の希望があれば特殊な道具を使用して中の膿を取り除きます。