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とびひ

とびひ(伝染性膿痂疹)とは?

とびひ(伝染性膿痂疹)は幼児、小児にできやすい皮膚病です。あせも、小児湿疹、虫刺されなどの皮膚病変があるところに、ばい菌(黄色ブドウ球菌、レンサ球菌など)が感染することで生じます。
夏に多い病気で、薄くて破れやすい水ぶくれやカサブタが出来て、どんどんうつって増えていきます。火事の飛び火のようにあっという間に周囲にうるつので「飛び火(とびひ)」と呼ばれます。
特に鼻孔の入り口には様々な細菌が常在しているため、幼児・小児では鼻の周囲にできやすいです。

 

とびひの治療は?

あせも、小児湿疹、虫刺されを事前に治すことである程度防ぐことができる皮膚病です。早めに受診してください。外用薬で治ります。
とびひになってしまうと塗り薬だけでなく、抗生物質の内服が必要となります。
がんばって内服外用していただければ、ほとんどは3~4日で治ります。
ごく稀ですが多剤耐性ブドウ球菌による難治性の症例もあります。

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